院長メッセージ
私はこれまで、大学病院や地域中核病院にて多数の鼠径ヘルニア手術に携わり、とりわけ腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)においては、再発例や肥満症例など、難易度の高い症例を含めた幅広い経験を積んでまいりました。
近年では、複数の鼠径ヘルニア日帰り手術専門クリニックからの依頼を受け、指導医・執刀医として勤務してきたほか、全国の外科医に向けた手術書の執筆を通じて、技術の普及と標準化にも力を注いでおります。これまでに多くの若手外科医の指導にあたり、日本内視鏡外科学会の技術認定医(ヘルニア)を数多く育成・輩出してきたことも、私の誇りのひとつです。
「鼠径ヘルニア手術は、もっと安全に、もっと負担なく、もっと身近に受けられるべき」という信念のもと、当院では日帰り手術専門の体制を構築し、安全性を最優先にしながらも、低侵襲かつ早期回復を実現できる治療環境を整えております。
鼠径ヘルニアは命に関わる疾患ではないかもしれません。しかし、日常生活や仕事への影響は決して小さくありません。だからこそ、専門性の高い医療と、安心して任せていただける治療体制が必要だと考えています。
もし鼠径ヘルニアでお困りの患者様がいらっしゃいましたら、どうか当院をご紹介いただけますと幸いです。専門クリニックとして、患者さん一人ひとりに寄り添った質の高い医療をお約束いたします。
神奈川そけいヘルニア日帰り手術クリニック 川崎武蔵小杉
院長 星野明弘
当院の特徴
鼠径ヘルニアに特化した専門クリニック
- 鼠径ヘルニアに限定した診療を行い、術前評価から術後フォローまで一貫して対応します。
- 腹腔鏡手術による日帰り手術を標準とし、身体的・社会的負担を最小限にします。
的確な診断と適切な手術適応の判断
- 専門医が診察・エコー・CTを適切に使い分けて確実に診断します。
- 他疾患との鑑別も行い、不必要な手術は行いません。
全例を外科専門医が執刀/再発・巨大例にも対応
- 外科専門医・消化器外科専門医・内視鏡外科技術認定医が全例を担当します
- 再発例や巨大例なども豊富な経験で対応します
地域医療機関との円滑な連携体制の構築
- ご紹介いただいた患者さんは、術前診察・手術・術後診察の原則計3回の通院で診療を完結し、その後、速やかに貴院へ逆紹介します。
- 臨床的、社会的背景に配慮し、患者さんごとに柔軟な対応が可能です(入院が必要な場合は、連携病院に紹介して私が手術することも可能です)
ご紹介方法について
当クリニックでは、地域の医療機関の皆さまとの連携を大切にし、鼠径ヘルニアに対する日帰り腹腔鏡手術に特化した専門的な医療を、確かな技術と丁寧な対応でご提供しております。診断がすでに確定している患者さんはもちろんのこと、「鼠径ヘルニアの疑いがあるので、一度専門の先生に診てもらいたい」といったご相談にも、柔軟に対応させていただきます。
お困りの患者さんがいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご紹介いただけますと幸いです。患者さんのご紹介を随時受け付けておりますので、下記の要領にてご案内いただけますと幸いです。
ご紹介の流れ
紹介状(診療情報提供書)の作成
簡単な紹介状で良いので、患者さまにお渡しください。
※可能であれば紹介状を事前にFAXにてご送付いただけますと助かります。
患者さんによる予約
患者さんご本人より、当院へWeb予約またはお電話にてご連絡いただくようご案内ください。予約時に「○○病院からの紹介」とお伝えいただくようお伝えいただけますと、対応がスムーズです。
診療・治療の実施
原則として以下のスケジュールで完結いたします:
– 初診(術前評価・手術日調整)
– 日帰り手術(腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術)
– 術後診察(術後2週間目安)
診療情報のご報告と逆紹介
術後の経過を文書にてご報告申し上げ、患者さまを逆紹介させていただきます。必要に応じて電話等での直接のご報告にも対応いたします。
適応外と判断される場合
併存疾患・全身麻酔困難等により日帰り手術の適応外と判断された場合は、患者さまの状態やご希望に応じて、連携病院や適切な病院をご紹介いたします。

